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自己紹介2~弟

更新日:2023年5月24日


【山口のハマショー】こと宇部高専の濱本祥吾投手。


私のブログに何度も登場してるこの逸材投手(選手)の事は、みなさんも良くご存知でしょう。


今夏、球速が若干低めに表示されるという話のYABのTV中継に於いて、最速141Kを計測した濱本投手。


この数字は今夏のTV中継試合の最速でした。



私が濱本投手を初めて見たのは、昨年の新南陽との練習試合でした。


リリーフ投手として登板した彼の力感溢れるストレートに大変衝撃を受けたのを今でもはっきり憶えております。



彼は投げるだけでは無く、打つ方も凄いんです!


この新南陽との練習試合では、豪腕・中野投手からライトオーバーのホームランを放ちました。


今春の熊本遠征では三打席連続ホームランを記録したとも聞いております!




弟は野球が大好きでした。


野球中心の高校、大学、社会人にいくことが目標でした。


しかし野球で飯を食えるのは一握り


そんなことから家族は野球のみを考えた高校選択ではなく大企業に就職しやすい

高校進学をすすめ、弟は県内強豪校の誘いを断り宇部工専に進学しました。


弟は野球だけではなく勉強もトップクラスにできたが故の家族の選択でした。


3年後弟は野球の強い大学に進学を希望しましたが親に断られ断念しました。



異変が現れたのは弟が高専4年生の時冬休みが終わっても学校に                  行きたくないと言い出しそのまま1日中ベッドにいる生活が始まりました。



3年後弟は自ら命を絶ちました。



享年22歳


実は自分は19年間弟を避けて生きてきた。

才能のなさを嘆く自分にとって弟の才能は眩しすぎました。

眩しさが嫉妬を生みお兄ちゃんらしいことは一切やってこなかった。

あの日から3年間必死にお兄ちゃんをしたがまだまだできることがあったのかもしれない。



2日間絶やさない焼香の中後悔に明け暮れた。


瞳からは一生分の涙が出て、顔から表情が消えていくのを感じた。



3日目の朝 久しぶりに見た外の景色から色が消えてました。



線香の香りとともにこの記憶は脳裏に焼き付いている。



残された家族は崩壊寸前でした。


連鎖が起きないように家族みんなを見張ることが私にできる唯一のことでした。


このままでは家族が崩壊する。


そんな家族を彼女が支えてくれました。


自分は彼女と結婚しました。


2年後子供が生まれました。


名前は「昂輝」


常に向上心を持って輝く存在になってほしい


孫が生まれてから父は30年間の喫煙に終止符を打ち毎日ランニングを始めました。


将来孫に野球を教えると意気込んでます。


世の中には取返しのつかない出来事があると知ったあの日

















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自分の人生を1から振り返ってみたいと思います❗️ 名前 濱本健吾 年齢 31歳 令和初日 令和婚 今は同級生の妻と3歳の息子と暮らしています! 2011年に宇部工業高校卒業して社会人になった。 中電工は町に電気を届ける仕事 毎日高さ16mの電柱に登って電線を町に張り巡らせていた。 みんなの元に電気を届けるやりがいのある仕事 お金をもらって車を買って好きなところにいく。 人生の新しい扉を開けた。 し

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